特別授業

概要

特別授業では,生徒たちの主体性や,理数系の現象に対する興味・関心,意欲を向上させることを目的としている。探究活動や海外交流などに前向きに取り組ませるきっかけとなるような授業を実施している。

具体的には,探究活動につながるような連続的な授業(宇宙人文学)やテーマごとのフィールドワーク・巡検(東北スタディツアー,荒崎巡検など),工学的な視点での実験(飛び出せ工学君),専門家の講演など,内容・形式は様々である。

2021年度活動報告

SSH特別授業 飛び出せ工学君!

令和3年12月17日(金)に東京工業大学の岩附信行先生(国際広報担当副学長・工学院機械系教授)に「飛び出せ工学君! 〜高校数学を駆使して「カム機構」を創る!〜」という題で特別授業をしていただきました。

工学が人類を幸福にする学問であるということをお話しいただき、その代表的な分野である機械工学の役割である「ものづくり」について説明していただきました。最後にものづくりの例として、カム機構を実際に作成しました。

科学技術立国である日本を支えているのは工業・工学分野であり、その中でも機械工学は工学・工業のすべてに関わるオールマイティの学問です。それらの基礎は高校の数学・物理で培われますが、一般的な高校では問題を解くことを中心としている場合が多くなっています。岩附先生には、高校生が「解く」ことの苦しみから「創る」ことの愉しさへと転換してもらえるように、そして未来の科学技術立国を支える人材が少しでも増えてくれることを願って、この授業をしていただきました。

1年生12名,2年生1名の計13名が参加しました。また、東京工業大学工学院機械系機械コースの大学院生2名がTAとしてお手伝いくださいました。

日経サイエンス誌の企画による生徒対象の講演会

SSH特別企画として日経サイエンス誌の企画による生徒対象の講演会「社会発見,サイエンス講義」を令和3年12月17日(金)に行いました。
清水建設が実施している「シミズ・オープン・アカデミー」の内容を学校での出前講義として行ったものです。
①  安全安心な建物のために=免震・制振など地震から建物を守るための技術の紹介

②  高層ビルが出来るまで=高層ビルが完成するまでの一連の作業と現場で活躍するロボットの紹介
など、建築業界の最先端の技術について楽しく学ぶことができました。
生徒たちは、歌舞伎座をリニューアルする際に、その前の建物と同じ音響状態にするために、6ヶ月もかけて音響のシミュレーションをした話や高層ビルの完成後にタワークレーンを解体して降ろす話などの、具体的な対応に興味を持ったようでした。

この企画を準備いただきました皆さま、ありがとうございました。

コロナ禍が治まり、清水建設技術研究所にお伺いできることを楽しみにしております。